貿易証明

商工会議所では、輸出貨物の原産地の真実性を証明するため、貿易関係証明(原産地証明、インボイス証明、サイン証明、会員証明、日本法人証明等)の発給を行っています。

  ※必ずお読みください。商工会議所の証明について 

非放射能汚染証明に関する対応について

原発事故に伴い、輸出者が輸入者から「放射能に汚染されていないことを証明する書類」の提供を求められるケースが出ております。商工会議所は放射能汚染を検査する機関ではございませんので、非放射能汚染の証明書を発行することはできません。
但し、輸出者が作成した宣誓文に記載された輸出者サインに対する「サイン証明」を発行することは可能です。その場合、以下の点にご留意ください。
1.当所に貿易業者として登録されていること
2.当所に登録されたサインであること
3.宣誓文の内容が客観的事実に基づく内容であること
*客観的な裏付けの記載がないまま非汚染の文言を記載されているような場合は認証致しかねます。
4.できる限り客観的事実が確認できる資料を添付して頂くこと

主な証明の種類

原産地証明
(日本産・外国産) 原産地とは貿易取引される商品の国籍のことで、原産地証明書とは、「貿易取引される商品の国籍を証明する書類」のことです。
インボイス証明
商業インボイスをはじめとする各種インボイス船積関連書類などが、その発行者により正規に作成され、商工会議所に提示されたという事実を証明するものです。
※「インボイス」…送り状
サイン証明
申請者により書類上に肉筆で自署されたサインが商工会議所に登録されているものと同一であることを証明することにより、その書類が正規に作成されたものであることを間接的に証明するものです。
会員証明
商工会議所の会員であることを証明する者です。※証明発給の前提として、当該商工会議所の会員であることが必要です。

貿易関係証明取得までの流れ

①貿易事業者登録手続き

申請者登録・更新の手続きについて ※こちらをご確認ください。

②申請書類作成

原産地証明書をはじめとする、証明申請書類は申請者が作成します。

③申請書類

申請書類が完成しましたら、必要な典拠資料とともに当所申請窓口までお持ちください。申請業務を代行する者(代行業者)に証明申請を委託することもできますが、その代行業者が当所への代行業者登録を済ませていることが必要です。
◆原産地証明
・証明申請書
・日本産原産地証明用紙(用紙は当所で配布しております)にプリンターで印字し、サインしたものを必要部数+商工会議所控え分として1部を提出
・インボイス(商業送り状)を典拠資料として1部添付してください。当所控えとしていただきますので返却いたしません。

【証明手数料】(税抜)
発給手数料(1通につき) 会員: 1,000円 非会員: 2,000円

④審査

申請が受理されると、当所で申請書類・典拠資料の内容について審査します。

⑤証明発給

審査の結果、その内容に不備がないと認められると、申請書類に当所証明印が押印、証明番号が記入され、証明書として発給されます。証明された書類は、返却窓口にて直接お受け取りください。