白河商工会議所庶業部会・工業部会では、会員の知見を深めるとともに、会員間の交流を図ることを目的として、2025年10月21日(火)に合同での視察研修会を実施しました。
当日は会員17名、事務局3名が参加し、「福島県イノベーションコースト構想」の現状を視察するため、福島第一原子力発電所(双葉郡大熊町)、東京電力廃炉資料館(双葉郡富岡町)、ワンダーファーム(いわき市四倉町)を見学しました。
福島第一原子力発電所の構内では、廃炉に向けた作業が進められている現状を目の当たりに視察し、東京電力廃炉資料館の視察では、事故が起こった背景やそこから得られる教訓、今後の取り組みなどについて詳細な説明を受けました。
また、ワンダーファームでは、大型のハウスの中で行われているトマトの栽培について、施設の特長や品種、出荷先などの説明を受けました。参加者は、実際にトマトを試食したり、トマトを使った加工品を購入するなど、六次化商品の生産・販売の現場を体験しました。
福島県浜通り地方における復興の取り組みへの理解と会員相互の交流を深めることができた大変有意義な研修となりました。


